世田谷カウンセリングルームブログ

東京都世田谷区のカウンセリングルームの日常を綴ります。カウンセリングは完全予約制で有料です。

鎌倉市。完璧主義のしんどさに悩む。しかし考え方を変えてクリアすることの妙。

【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】です。

 神奈川県鎌倉市からカウンセリングに来られた鎌倉さん(仮)29歳のお話です。

 

心理カウンセリングというより悩み相談・人生相談になるかなーと思う内容でした。

 

 

 

「自分は潔癖で完璧主義なんです。」

 

はい。

 

「でも、実はそこまでそうしたい訳じゃないから、緩めたいというか、あんまりキッチリしすぎなくてもいいとも思うんです。」

 

はい。

 

「なんでも100点じゃないと気が済まないってところがあるんですけど、でも全然、完璧じゃなくても大丈夫なことの方が多いじゃないですか?なのに自分だけ、変に厳しく採点しすぎてて、そのせいで自分がしんどいって言うか、自分が悪いんですけど。」

 

ふむふむ。なるほど。

 

「わかってくれます?100点の必要はないのに完璧にしたいって思ってしまう性格。これって病気ですか?」

 

いえいえ、病気じゃないですよ。そういう性格ってだけで。しかも期間限定ですよ多分。何かの病気かなってまで気にしなくて大丈夫ですよ。もちろん、もっと聞いていくと強迫性障害だとかアスペルガー症候群だとか、疑える症状があるかもしれませんが、現時点では特に問題は感じていませんよ。

 

「あ、そうなんですね・・・。よかった。そう、鎌倉市内のメンタルクリニックでも別に問題はないみたいに言われました。」

 

ひとまず安心してください。それにこだわってしまう気持ちは多少はわかるし。例えば、私も説明でよく話す言い方があるんですけど、最高が100点だとして、それは理想なんですけど、でも大体のことって80点を合格ラインだとして考えて、少なくとも80点は超えたいと希望と努力をする。これを1つ1つの色んなことに当てはめるって感じで例え話することは多いですよ。

 

「へー。それは、じゃあ、僕の場合は・・・。」

 

うーん。鎌倉さんは全部100点を狙ってる?努力してる?希望してる?100点で当たり前と思ってる?そんな感じですか?

 

「あぁ、そうですね、えーっと。うーん・・・。100点で当たり前と思ってる前提があるかもしれないです。」

 

そういうことですよね。でもそれって良いんじゃないですか?何しても、話しても、何の結果も100点を狙ってその通りにいくなら、何も問題ないですよ。

 

「そう、ですよね・・・。」

 

私なら、多い日なら12人ぐらいのクライアント(相談者)と話しますけど、もちろん理想は100点の話が出来れば最高だなーって思います。なのでそれを目指してます。

 

「ふんふん・・・。」

 

例えばカラオケが好きなんですけど、もちろん歌う曲どれもが100点ならすごいですよね!ってかそれが出来たら歌手になってますけど(笑)

 

「ふんふん・・・。」

 

楽しいですよ。楽しみだし。何やっても100点って良いですよ。目指すのダメですか?

 

「・・・・あれ?僕、なんの話してたんでしたっけ?」

 

そうなりますね(笑)

 

「あれ?完璧主義が・・・えーっと・・・。」

 

自分の中でまとめてみますか?待ちますよ。

 

「・・・」

 

・・・

 

「・・・・・・」

 

・・・・・・

 

「すいません、なんかよくわからなくなりました(笑)」

 

で、しょうね(笑)私がまとめていいですか?

 

「はい。お願いします。」

 

はい。えーっとね、完璧主義って、それ自体は良いことなんですよ。真面目で、努力家で、カッコいいことなんです。だから問題ないんです。まして話す事、する事が100点なら良いじゃないですか。

 

「はい。」

 

でも悩むのは、疲れるからですね。全部100点なら何の文句もなく。理想的で、誰かに文句を言われることもない。誇れることです。でも、そんなに何でも完璧にこなせる訳はない。

 

「はい・・・。」

 

ましてや一応80点で合格はするんですよ。なのに100点を目指す。良いことです。良いことですけど、どこで自分が良しとするかで変わります。

 

「はい・・・。」

 

目的が合格なら80点でいいんだから、例えば85点なら良い感じですよね。余裕ってほどじゃないけど、でも合格はしてるから安心できる。何も不安や心配はない。

 

「はい・・・。」

 

でも合格は80点なのに、自分の中で100点しか許せないとしたら、例えば90点だった場合、けっこう余裕で合格してるのに自分では気に入らない。そこの矛盾と食い違いにストレスを感じ出すと自分が、自分だけ、自分勝手にしんどくなるんです。

 

「はい・・・。」

 

要は自己満足と、その度合いですよね。どこで納得するのかという。それが、発言とか行動とかリアクションとか何でもいいですけど、「80点で合格」という自他共にそれでOKという基準がありながら、それとは別で自分だけの「100点じゃないと嫌」という基準が混在すると、そりゃ何をやってもどれだけやっても、自分だけがそれを気に入らなくてストレスにしかならないようになっていきますよね。合格はしてるのに。そりゃしんどいですよね。

 

「あぁ!そういうことですか!あぁ!うんうん!」

 

だから、最初の「100点ならえぇやん」の話に、自分で「あれ?じゃあ何がアカンのやったっけ?クリアしてるのに、でもアカンって、誰が、なんで、あれ???」ってなってたんですよね。

 

「あー、はぁはぁ。なるほどー(笑)」

 

物事・発言・行動、例えばキレイさ、早さ、ウマさとか、何についてという話でもいいですけど、どんな事にでも大体、80点で合格という基準があると思えばわかりやすいですよ。それに対して、「75点やった。くっそう。気に入らんな。」と思うのは自然やし、「85点か。まぁまぁ悪くはないかな。」と思うのも自然やし、ましてや100点なら「今回めっちゃ完璧やったな!やるやん俺!」と思うのも自然やし。こう考えれば、基準が2つあるからしんどいって思うようになりません?

 

「なる!思う!あぁ!わかりました!」

 

うん、理解が早くて良かった。今の理解100点ですよ(笑)

 

「へぇ~、はぁ~、なるほど~。ってか先生、なんでそんなに説明がスムーズなんですか?わかりやすすぎでしょ。その説明こそ100点で完璧でしょ!(笑)」

 

おっ、嬉しいですねぇ。説明がスムーズやったのは、たぶん私が若い時からこういう考え方してきてて、たぶん鎌倉さんと同じ疑問を持ったことがあったからですねー。

 

「へぇ~・・・。じゃあ、僕も似たようなタイプになれるんですかね?」

 

いやー、それはわかりませんけど。でもまぁ、理解が早いところを見るとタイプというかジャンルは近いかもしれないですね。

 

「ふんふん。へぇ~、面白いですね~。」

 

うん、面白いですね~。こういう話けっこう好きですよ。

 

 

 

 

これ、どこに心理カウンセリングの要素があるのか。

 

というか無いですね。やはり悩み相談・人生相談になりますね。

 

面白いから好きです。

 

こういったクライアント(相談者)は増えてます。

 

疑問や悩みが解決・解消してくれると私も嬉しいし楽しいです。


【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】でした。


- - - - - - - - - -
※カウンセリングは完全予約制&有料です。

■世田谷カウンセリングルームHP

http://kyoto-renai.net

■ウチのカウンセリングルームから出版された本
「みんな悩んでるのがわかる本」が好評です。
アマゾン商品画面
https://amzn.to/2Pf7S3c
- - - - - - - - - -