世田谷カウンセリングルームブログ

東京都世田谷区のカウンセリングルームの日常を綴ります。カウンセリングは完全予約制で有料です。

自由が丘。私が嫌いな言葉。「お兄ちゃんなんだから我慢しな!」

【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】です。

プライベートな時間に、友人と近くのショッピングモール「MELSA 2」に行きました。


少し並んで、待つ間に世間話をして、美味しく食事をして、そのあと少し歩き、カフェに寄って休憩しました。

その時に聞こえてきました。

「もう!お兄ちゃんなんだから黙って言うこと聞きなさい!」

そう言ってお母さんが5才ぐらいの子を怒鳴りつけています。

顔も怒っています。

男の子は号泣。

その場で立ち尽くし、周囲に注目されるレベルで号泣。

それを見た3才ぐらいの女の子もつられて号泣。

お母さんイライラ。

もっと怒鳴る。

「アンタ!いい加減にしなさいよ!ヒナは妹なんだから先に食べさせてあげてもいいでしょうが!」

男の子、関係なく号泣。

妹も引き続き、つられて号泣。

お母さん真っ赤な顔してまだ怒る。





アカンって。

かわいそうやって。

めっちゃかわいそう。

母親のしんどさとか教育とか普段の何がどうとかバランスとか、そんな言い訳どうでもいい。

そうじゃなくて、

「お兄ちゃんなんだから」が禁句。

絶対に嫌だ。

大嫌いな言葉です。



お母さんの味方で考えれば気持ちは理解できる。

でも味方になるべきは子供たちなので、子供主観で考えると言い方も言葉もよくない。

ただの威圧で何も伝わらないから逆効果。

お母さんが大変なのはよく知ってるけれども、問答無用で怒り顔で怒鳴りつけてもダメなんですよ。

毎日のことで、数えきれないほど同じことを繰り返されてきて怒るのも面倒なのもわかる。

でも子供ってそういうもんだとして、改めてまたちゃんと教えていくしかないんです。

それでも、また明日も明後日も同じことを繰り返すのが子供だと受け入れるしかないんです。



心理カウンセリングを受けに来る人というのは、半数以上が長男長女なんです。

かなり高い割合で長男長女。

我慢させられてきて、それが当たり前になってるけれども、でもやっぱり寂しさや不満がずっと溜まり続けてる部分があって、

構ってほしい気持ち、寂しい気持ちもあって、長男だから何なの?という気持ちもどこかに必ずあって、

それが他の事でパンクしやすくなってる部分があると感じる機会がよくあるんです。



お母さん、あのね。

下の子を優先するのはいい。

まだ小さいし、手がかかるし、とか。

だからって上の子を雑にしていい事にはならないでしょ?





だって、上の子を妊娠した時すごく喜んだでしょう?

今の時代、結婚のきっかけになった夫婦も多いと思う。

ものすごく嬉しい顔して、幸せを実感したでしょう?

2人目が生まれるまでは最高の宝物として大事にしてたでしょう?

それが、2人目が生まれたら、手が掛かるからって上の子はランク下がるの?

大事な気持ちが減るの?

子供の人数で分けられるって以上に長男長女に我慢させてない?

明らかにまだ無理な我慢をさせてない?

明らかにまだ判らない事を強制させてない?





仮にね、上のお兄ちゃんしか生まれず一人っ子だった場合と、

2人目が生まれた場合で、上の子の扱い方が変わりすぎてない?

もし一人っ子だったらばもっと露骨に溺愛できたと思うんです。

もちろんそれでいいんですけれど、

妹ができたら、弟ができたら、それが理由で

お兄ちゃんお姉ちゃんは突然、勝手に

「わかる子、できる子」って事にされてしまう。

上の子も甘えたいのに。構ってほしいのに。

上も下もなく大事な大事な子供なのに。





3才の妹のこともよくわかる。

でもだからって上の子って言ったってまだ5才よ?

甘えたいでしょ。構ってほしいでしょ。

いきなり勝手に急成長したことにされるって

めっちゃ寂しいと思うなぁ。



上の子だからこそカッコつけたいとか、

上の子だからこそ喋れる・知ってる・出来るとかも

あると思う。



でも上の子ってのは、わからない事でも怖い事でも

先に強制的に自然に経験して失敗する立場。

もちろん成功を先にできる場合もあるけど。

問答無用で先にいろいろを経験するでしょう。

それを見るから、上を見て下が要領よくなれる。



上の子も上の子で、上の子だからこそ

甘えたいよ。構ってほしいよ。

上の子と言ったってまだ5才。

けど年なんか関係ない。

何才であろうと、

平等でいいんじゃないかなと、

思う機会が多い気がするので

真面目に書いてみました。


私が勝手に思うことではなくて、

「ウチにはウチの愛情があって形があって」とか、

「ちょっとしたタイミングを見ただけで他人が口を出すな」とか

そんな親のエゴは置いといて、

心理カウンセリングに来る悩み相談者は

明らかに長男長女が多いという現実がある。

お母さんが悪い、お母さんだけが悪いと

言っている訳ではないけれども、

お母さんは上の子にとって一番の

味方でいてほしいし、そんなこと当たり前だと

胸を張るぐらいの自信を持っていてほしい。

中途半端に「そんなこと言われたって母親にしかわからない苦労が」とか、

「男には簡単に見えるかもしれないけど」とか、

そんな事を言ってるんではないんです。




理想的なリアクションは

「あ、ウチは大丈夫。上の子めっちゃ幸せなハズだから。」と

自信満々に思ってくれたらそれでOKです。


もちろん良い感じに大事にされてる長男長女もいるって事も

わかってるんで、それならOKなんです。



そして、長男長女を雑に扱っちゃダメだよというだけではなく

疲れたら、キツいと思ったら、でも愛情はあるのにと思ったら、

いつでも来てください。

長男長女を大事にしてほしいと思うけれども、

でもお母さんの味方でもありますから。

自由が丘の「MELSA 2」にて、ちょっと行き過ぎてると思うほど怒鳴り散らしてたお母さんを見掛けたので、つい書いてしまいました。


【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】でした。


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