世田谷カウンセリングルームブログ

東京都世田谷区のカウンセリングルームの日常を綴ります。カウンセリングは完全予約制で有料です。

横浜市。したかった結婚。でもしちゃダメな状態に気付いた。たぶん。

【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】です。

神奈川県横浜市から来られた方の相談例です。



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簡単には会えない距離での恋愛を始めて、もうすぐ4か月になります。

知り合ったきっかけはSNSです。

プライベートや仕事では出会いの機会がなく、知り合おうとして知り合う方法しかないと思ったので、半年ほど前からひそかに積極的に出会いを求めていて、好きな気持ちを持てそうだと思って選んだのが今の彼です。

どちらも横浜出身ということで地元話が盛り上がり、「1回食事でも」という、世界中でありきたりな定番の知り合い方をしました。

なんの運命も感じず、なにも特別なことはなかったけれど、もしかしたら「恋愛したい」という願望が距離を近付けたのかもしれません。



いま私は横浜で、彼は東京の江戸川区に住んでいます。

会おうと思えば会えるけど、わざわざ会おうとしなければ会えない距離です。

なんとか頑張って毎週1回は会うペースです。無理はしていません。

まだ3ヶ月記念日が過ぎたぐらいなので、私としては徐々に、でも確実に恋愛感情が芽生えだしていて、少しずつ「彼がいて当たり前の日々」、「彼がいないとダメな日々」になってきています。

すごく楽しいし嬉しいし、こういう感じを求めていたような実感をしています。

もしかしたら少し早いのかなと思う自分の気持ちの流れですが、既婚の友達は「そんなもんだよ」と理解してくれています。



プチ遠距離なので、できたら日帰りよりも泊まりで会ってゆっくりしたいという考え方です。

私は31歳、彼は29歳なので、すでに大人の交際です。早すぎず、でも嫌がりすぎず、軽くも重くも思われたくなかった私としてはちょうどいい感じだったと思います。



いろんな面で順調だと思っていたのですが、彼は私の想像を超えていました。

それが良いのか悪いのかわからなくてカウンセリングに寄らせてもらいました。




まだ交際4か月の彼に、彼の実家での同居をする形での結婚を申し込まれたんです。

「親との同居はともかく結婚は無くはないんじゃない?」という友達もいれば、

「早すぎるって!もっとじっくり相手を見た方がいい!相手の親と同居なんか続く訳ないよ!」という友達もいます。

私の親にはまだ話していません。

話せる人には話したけど、答えが出ないというか、もっと意見がほしいというか、自分では考えれば考えるほどわからなくなってカウンセリングの予約をさせていただきました。



「んー。早いと思うしビックリするけど、でも今すぐって話なのかな?具体的にいつからって話はした?」

あ、してないです。

「じゃあ、例えばすぐに仕事を辞めて俺の実家に入ってくれとかってペースなのか、今年いっぱいにはとか、二人の都合でタイミングを考えてとか、時期がわからないですよね。」

あぁ!たしかに、そうですね。

「もしかしたら、ゆくゆくは親と同居してもらう形になるかもしれないけども、それでも大丈夫かなぁ?とか、そういう漠然とした意味で時期はぜんぜん彼も考えてないかもしれないですよね?」

そう言われると、たしかに急かされる感じはしませんでした。

「じゃあ、まずは親と同居という形で結婚というのを、いつごろに考えてるのかを確認ですね。もしかしたら彼は「3年後を目途に」とか思ってるかもしれない。それなら早めに話してくれてるとも受け取れるし。」

はい。

「ただ、もしも『今すぐに結婚したい。出来るだけ早く俺の実家に来てくれ』って言ってるようなペースだとしたらちょっと心配かもしれませんねぇ。」

心配、ですか?

「うん。まだ付き合って4ヵ月。というか初対面からも4ヶ月なんですよね?」

はい。

「それで親と同居を言い出すのは、一般的に考えてもちょっと早すぎるし・・・」

早すぎるし?

「離婚歴があるかも。聞いた?」

え、離婚?いや、聞いてないです。

「そしたら、相手が機嫌を損ねないように気を付けながら、結婚っていつごろ?実家に入るっていつごろ?って確認するのと、離婚歴もズバリ聞いといた方がいいですね。」

そ、そういうのって、聞いて大丈夫ですかね?

「もちろん相手から言ってくれるのを待ってもいいと思いますよ。もしかしたら離婚歴なんかないかもしれないし。けど、もしかしたらちょっと心配な離婚の形かも、って予感がするんですよね。」

ちょっと心配な離婚の形?

「うん。交際4ヶ月で今すぐにでも親と同居で結婚したいと言ってるとしたら、問題のある男性という可能性があります。まぁ、相性とか内容もあるから否定的な悪い予感ばっかりじゃないけどね。」

・・・はぁ。よくわかりませんけど。



話の続きを早くしたいということで、カウンセリング中その場で彼に電話をして確認してくれました。

すると彼は「うん、今すぐ。っていうか出来るだけ早く?だって一緒にいれるようにできるなら早く一緒にいるようにしたらいいでしょ?」という考え方でした。

そしてさらに、彼女が思い切って彼に聞いたところ、やはり彼には離婚歴がありました。

「え、ゴメン。離婚の理由って何だったの?」

「あぁ、なんか弱い子でさ、俺が厳しすぎてってことで急に家出して、モラハラを理由に離婚したいって調停されたんだよね。でも、もう終わったし大丈夫だよ。」

いったい何が大丈夫なんだという顔で彼女が私の方を見たので、「ほらね」と小声で伝えました。

「ちょっと、また電話かけなおすね。」と言って彼女は電話を切りました。



面白がる訳ではありませんが「ほら。やっぱり離婚歴があって、しかもモラハラで離婚調停されてた。これは結婚するの怖いよ?」と話すと

え、なんでわかったんですか?

「わかったというか、よくあるパターンというか。」

え、どこでそう思ったんですか?

「いやいや、何回も言うけど交際4ヶ月で親と同居の結婚を言ってくるって、もうすでにモラハラの始まりだし、かなり強引に思い通りにしたい性格なのが見えてるし。」

いや・・・え、でも、さっきの電話をした後なら私もちょっと感付く感じはありますけど、そんな早くにわかるものなんですか?

「うん、そこがポイントだと思う。それぐらい、そういう人である可能性が高いというのが証明できてるよね。わかりにくいと思うけど。」

・・・・・・

「だからって私は彼を直接は知らないので、ただ単に邪魔をしたいんではないし、もしそういう彼でもいい、親と同居でもいい、問題なく好きでずっと一緒にいれそうと思うんなら、それはそれでいいと思うので、「アカンアカン!そんな男やめとき!」って言ってる訳じゃないですから。」

いや、でも、うーん。

「なんせ、籍を入れてしまってもいいのか、妊娠してしまってもいいのか、おおげさなぐらい慎重に進めていくのがいいでしょうね。自分で納得なら妊娠も入籍も同居もいいと思うけど、やっぱ問題が起きやすいって予感して心配して言ってるんで、できれば幸せになってほしいので。」



とりあえず彼女は「今すぐの結婚とか同居はちょっと早い」と彼の申し出を断って様子を見ていくという形を採りました。

それで良かったと思います。

もちろん交際・同居・結婚に反対している訳ではなくて、もっとじっくり彼を見る方がいいということです。

出会いがほしい、恋愛したい、結婚したい、子供が欲しいという気持ちが、人を見るという視力を落としているのはよくある話です。

【東京世田谷心理カウンセリング-悩み相談-人生相談室】でした。


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